仙台空港駅(名取市)〜JR名取駅を結ぶ、
仙台空港線 新線区間(約7.1Km)で、地権者・自治体・工事関係者らを
対象とした、初の仙台空港アクセス鉄道試乗会が行われました。
また、仙台空港駅ホームとコンコースにそれぞれ設置された、
宮城県仙台市出身(ローマ在住)の彫刻家 武藤順九さんが制作した、
台座部分を含む高さ約1.5mのイタリア産 大理石製 モニュメント
『飛翔(ひしょう)』と、宮城県大和町出身の彫刻家 佐藤忠良さんの
水彩画を原画に、東北の豊かな自然や神聖さをデザインした、
高さ5.4m・幅2.7mのステンドグラス『陽(よう)』の除幕式が行われました。
そして、6両編成の試乗列車が仙台空港駅を出発し、
名取駅までの間を実際の営業速度で往復したようです。
試乗した関係者らは、仙台空港ターミナルビルや沿線の新市街地開発が
進む街並みなど車窓の景色を眺め、楽しみながら快適な乗り心地を体験。
車両は、仙台空港アクセス鉄道専用で、
シンボルカラーをクリアブルー&オレンジ色とし、乗り降りしやすい、
窓が大きなステンレス製の新型車両 SAT721系(川崎重工業製)。
この新型車両 SAT721系は、バリアフリーへの配慮をし、
ホームと車両床面の段差(ステップ)を無くし、車椅子や高齢者の方も
安心して利用できます。
また、車椅子専用スペースや車椅子対応トイレ、
乗務員に連絡できる対話式の通報装置、スーツケースを置く棚なども設置。
ドア上部には、LEDによる案内表示器を設置し、
現在駅・次駅・行先駅名を表示。
到着案内やドアの開閉は、チャイムと放送でお知らせし、
外国語による自動放送も行います。
■仙台空港アクセス鉄道 運行車両について
車両外観:SAT721系
≪主要諸元表≫
形式:SAT721系
編成:2両/編成
車体:ステンレス製
最高速度:120km/h
座席:104席(1編成当たり)
定員:269人(1編成当たり)
製造:川崎重工業製
≪外観デザイン≫
車体には、仙台空港鉄道(株)のシンボルカラーである
クリアブルーとオレンジ色のラインを配しています。
≪特徴≫
- 車両乗降口のステップを無くし、
ホームと車両の段差を解消します。 - 座席はセミクロスシートを配置し、
座席の幅、間隔を広げ、快適な乗り心地を実現。 - スーツケースなどを置く事ができる荷物スペースを設置。
- 車内ドア上に発光ダイオード(LED)の
案内標示器案内標示器を設置し、
現在駅・次駅・行先駅をお知らせします。 - 外国語によるご案内(自動放送)を実施します。
- 車両の床を低くする為に、床下の車輪や機器を小型化。
- 車体幅や天井高さを拡大し、
一般的な在来線車両より広い車内空間を確保。 - トイレは、2両に1箇所ずつ配置し、車椅子対応の仕様。
また、車椅子用スペースも配置。
そして、仙台空港アクセス鉄道は、静かで、揺れが少なく快適なようです。
この快適さの秘密は鉄道のレールにあり、仙台空港アクセス鉄道では
一本当たりのレールの長さが200mという、ロングレールを採用し、
走行中の揺れを抑えているようです。
更に、仙台空港駅〜三田園駅の区間は、東北本線の
最高速度を10km/h上回る、110km/hで運転するみたいですが、
この時もモーター音は聞こえないようです。
仙台空港アクセス鉄道・仙台空港アクセス線(仙台空港〜JR仙台駅)が
いよいよ、来月3月18日に、開業します。
この仙台空港アクセス鉄道の最大のメリットは、仙台空港〜JR仙台駅を
乗り換えなしで最短(快速)17分で結ぶ、時間短縮効果です。
仙台空港アクセス鉄道は、JR東北線と相互直通乗り入れを行う為、
名取駅(JRとの分岐駅)での乗り換えなしで、JR仙台駅〜仙台空港駅が
結ばれます。
自動車や空港リムジンバスなどを利用する場合、
約40分程度かかりますので、約23分の時間短縮が図れます。
また、自動車の場合は、交通渋滞などにより更に時間がかかる場合が
ありますが、鉄道なら渋滞知らずです。
飛行機のチェックイン時刻に合わせて利用できるので、
計画的に時間が使えます。
また、仙台空港への利用の他、通勤通学などにも快適に利用できます。
●新線区間(仙台空港線)
名取駅〜仙台空港駅:7.1Km
●運行区間(仙台空港アクセス線)
仙台駅〜仙台空港駅:17.5Km
※仙台空港アクセス線は、運行区間の愛称です。
●料金・運賃
JR仙台駅〜仙台空港駅:630円
JR仙台駅〜JR名取駅 :230円
JR名取駅〜仙台空港駅:400円
●仙台空港アクセス鉄道ダイヤ・時刻表・運賃・時間
仙台空港鉄道株式会社 時刻表・運賃・時間
■仙台空港アクセス鉄道の概要
新線区間:JR東北本線名取駅〜仙台空港駅/約7.1km(営業キロ)
※新線区間の正式路線名は『仙台空港線』です。
運行区間:JR仙台駅〜仙台空港駅/約17.5km(営業キロ)
※運行区間の愛称は『仙台空港アクセス線』です。
構造形式:単線・電化・高架形式
駅数:3駅(仙台空港駅・仙台空港駅からJR名取駅まで途中「中間駅」2駅)
駅名:仙台空港駅・美田園駅(みたぞの)・杜せきのした駅(もりせきのした)
運行計画:東北本線直通乗り入れ(JR東日本との相互乗り入れ)
1時間当たり2〜3本
車両編成:最大6両編成
所要時間(JR仙台駅〜仙台空港駅):最速17分・各駅停車約23分
運行車両:SAT721系
開業日:2007年(平成19年)3月18日
そして、来月3月4日(日)には、仙台空港アクセス鉄道開業記念として、
『仙台空港アクセス鉄道試乗会』が開催されます。
この仙台空港アクセス鉄道試乗会には、すでに
約1万5千人が応募していて、定員の約30倍以上に達したということです。
更に、仙台空港アクセス鉄道の杜せきのした駅(もりせきのした)前には、
東北最大級のショッピングセンター
『DIAMONDCITY airy(ダイヤモンドシティ・エアリ)』が
2月28日(水)午前9時からグランドオープンします。
このDIAMONDCITY airy(ダイヤモンドシティ・エアリ)は、
『なとりりんくうタウン(宮城県名取市)』内の「杜せきのした地区」に
立地して、敷地面積約15.8万m2/延床面積約11.7万m2/
総賃貸面積約7.5万m2/駐車台数約3,900台をようし、
核店舗に総合スーパー『ジャスコ新名取店』と百貨店『三越名取店』。
その2核を結ぶモールの部分には、アパレル・雑貨・食品・飲食など
個性豊かな約170の専門店をようし、
東北最大級の本格的なショッピングセンターです。
モール部分は3層吹き抜け、長さ約220mと東北最大級。
また、仙台空港アクセス鉄道の『杜せきのした駅』と
DIAMONDCITY airy(ダイヤモンドシティ・エアリ)が、
デッキ部分で直結するようです。
■関連Webサイト
●仙台空港アクセス鉄道ダイヤ・時刻表・運賃・時間
仙台空港鉄道株式会社 時刻表・運賃・時間
仙台空港鉄道(株)公式サイト
仙台空港ターミナルビル
仙台空港 SENDAI AIRPORT(仙台空港公式サイト)
美田園(みたぞの)名取市下増田臨空土地区画整理組合
仙台空港アクセス鉄道とは - はてなダイアリー
仙台空港 - Wikipedia
ダイヤモンドシティ・エアリ